良い菌で”便秘”知らずの身体になろう!

《便秘解消に効果的》腸内環境を整える食生活のポイント 

2016年12月01日 13時11分

ポイント① 乳酸菌が多く含まれる食品を摂る
腸内環境を整えるためには善玉菌を増やす必要があることが分かりました。
食生活を改善させて善玉菌を増やすためには、「乳酸菌が多く含まれる食品を摂る」ということがあります。
 
●動物性乳酸菌
善玉菌である乳酸菌が多く含まれる食材の中では、《ヨーグルト》が有名です。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は動物性乳酸菌であり、腸内を刺激することにより免疫力を高めたり、
整腸作用を高めたりする働きがあります。
動物性乳酸菌は胃酸に弱く、その殆どが腸内に届かず分解されてしまいます。
分解されたら意味がないと思われがちな死んだ動物性乳酸菌ですが、
実際には植物性乳酸菌が活性化するためのエサとしての役割を担う大事な乳酸菌の一つです。
 
●植物性乳酸菌
日本人の食生活に馴染みのある食品に《ぬか漬け》や《味噌》、《納豆》などの
発酵食品に植物性乳酸菌が豊富
に含まれています。
植物性乳酸菌は体内で簡単に分解されないため、腸に届きやすいとされています。
植物性乳酸菌は腸に到達せずに死んでしまった動物性乳酸菌をエサにして、善玉菌を増やすことができます。
このことから、動物性乳酸菌と植物性乳酸菌をどちらもバランス良く摂ることが、
善玉菌を増やすためにとても重要なこと
だといえるでしょう。
 
ポイント② 悪玉菌を増やす食品は控える
腸内環境を整えるために善玉菌を多く含む食品を摂ることがポイントとの一つでしたが、
一方で「悪玉菌を増やす食品を控える」ことも重要です。
悪玉菌がエサとして好む食品が《高脂肪で高たんぱく質な食品》です。
特に《肉類》は悪玉菌を増やす原因となるため摂り過ぎには注意しましょう。
 
ポイント③ 十分な水分摂取を心掛けましょう
「十分な水分摂取」を心掛けることで腸内環境を整えることができます。
便秘に陥る原因の一つが、水分不足によるものだと言われています。
そのため、毎日1~2リットルの水を目安にこまめに飲むようにしましょう。
十分な水分補給を行うことで腸内環境が改善され、便秘解消やむくみ解消などに効果があります。
お茶やコーヒーなどのカフェインが多く含まれる飲み物は、利尿作用があり水分が体外に排出されやすいため、
腸内環境を整えるためには水を飲む方が効果的です。
 
ポイント④ 規則的な食生活を続ける
一度、二度だけ気を付けていたからと劇的に腸内環境が良くなるわけではありません。
ダイエットにより極端に食事制限をすると、腸内の働きが悪くなり善玉菌が減少することからも分かるように、
腸内環境を整えるためには規則的な食生活を続けることが重要です。
朝からご飯をしっかり食べると腸に刺激を与え免疫力を高められることのほか、便意を感じやすくなります。